『豆知識』前歯の変色を治したい

こんにちは!

イオンモール柏向かいの歯医者ウィズ歯科クリニック歯科衛生士の西潟です。

 

突然ですが…

ふと鏡を見たとき、自分の歯はこんな色をしていただろうか?と思ったことはありませんか?

 

歯の変色には考えられる理由がいくつかあります。 

ご自身では判断つかないところもあるかと思いますが、気にされている方にとって少しでも参考になれば嬉しいです(^^)

 

主な理由は以下の6つが考えられます。

①着色

②加齢

③虫歯

④エナメル質形成不全

⑤失活

⑥薬

ではそれぞれ詳しくお話していきます!

 

 

①着色

タバコや食べ物飲み物など体の外から摂取したものが原因です。

歯の表面に茶色い汚れが付着します。

コーヒーや紅茶、赤ワインなどカテキンを多く含むものは着色しやすいと言われています。

 

対策としては、

1.着色の原因になるものを控える

2.摂取したあとは歯磨きをするか水で軽くゆすぐ

3.着色を付きづらくする歯磨き粉を使う

という方法があります。

 

マグカップでコーヒーを飲んだまま放置しておくと汚れがだんだんこびりついて取れにくくなるように、

お口の中も飲んだまま食べたままにしておくと時間を置くごとに汚れは取れにくくなります。

唾液やお水で、お口の中に停滞しないようにするといいでしょう。

 

歯磨き粉は、ただ粒子が粗いだけのものを使ってしまうと歯の表面が傷つき、さらに着色しやすくなってしまいます!

ですので、汚れを浮かせて取ってくれるタイプなどの歯磨き粉がおすすめです

気になる方は歯のクリーニングでキレイにすることもできますのでお気軽にお声がけください♪

 

 

②加齢

歯は元々、内側の黄色っぽい象牙質が外側の半透明なエナメル質から透けているために、少し黄色味を帯びて見えています。

その象牙質が、加齢により分厚くなるために、歳を重ねてくるとだんだん歯の色が黄色くなっていきます。

 

効果には個人差がありますが、ホワイトニングをすることで理想の歯の色に近づけることができます。

 

 

③虫歯

正常なエナメル質は半透明ですが、虫歯になると白く濁ったり、茶色くなったり、黒くなっていきます。

 

穴が開いていなくても内側から黒くなっていて実は虫歯だったということもありますので、心配な方は歯科医院でのチェックをオススメします!

 

 

④エナメル質形成不全

エナメル質形成不全とは、エナメル質が一部未熟な状態であることを意味します。

 

エナメル質の黄色い濁りや、重度の形成不全であれば歯質の欠損がみられます。

前歯と第一大臼歯に多く発現します。

 

色が変わっているだけであれば様子を見ていくことが多いですが、歯質が未熟なため虫歯になりやすいです。

毎日の歯磨きはもちろん、歯科医院での定期的なフッ素塗布を行いましょう。

 

 

⑤失活

一本だけ他の歯より色が濃い、グレーであるという場合は、失活による変色が疑われます。

失活とは、歯の神経が無いことを指します。

神経がなくなることで歯へ栄養が行かなくなり、変色が起こることがあります。

この場合はウォーキンブリーチという、失活歯のためのホワイトニングにより改善することができます。

 

 

⑥薬

テトラサイクリン系の抗生剤を服用されていた方にみられるものです。

グレーっぽく左右対称に変色している場合が多いです。

軽度のものであればホワイトニングで改善されることもありますが、重度の場合は被せ物での対応になることがあります。

 

 

いかがでしたか?

当てはまるものはありましたでしょうか?

 

もし少しでも気になるところがあれば、当院のスタッフになんでも聞いてくださいね( ´ ▽ ` )

 

最後まで読んでくださりありがとうございます☆