柏市の歯科をお探しの方必見!麻酔の副作用は?

「歯科治療で、今度初めて麻酔を使用する」
「麻酔の副作用はあるの?」
歯の手術ではじめて麻酔を使用するという方は多いかもしれません。
また、ご自分がされる場合以外にも、お子様が手術を受けるとなれば副作用などが不安だという方もいますよね。
今回は、麻酔治療をしたことで起こる副作用の症状についてご説明します。

 

 

□麻酔の種類
歯科で使用される麻酔の種類には、どのようなものがあるのでしょうか。

 

*浸潤麻酔

浸潤麻酔は、歯科でよく使用されている麻酔方法です。
歯茎に注射をすることで麻酔をします。
苦手な方もいらっしゃいますので、歯科によっては、痛みを感じないように極細針を使用したり、電動式のものを使用したりするところもあります。
麻酔が効く時間は、1~3時間ほどです。

 

*伝達麻酔

広範囲で麻酔の効用が見られ、下顎と脳の間の神経を麻痺させることで唇、舌を麻痺させることができます。
麻酔の効用時間は、3~6時間ほどで、時間が長い手術でも安心することができます。

 

*表面麻酔

浸潤麻酔の痛みをなくすためのものが、表面麻酔です。
たくさんの種類が使われており、苦くないようにフレーバーが使用されているものもあります。

□麻酔治療で起こる副作用の症状
では、麻酔治療で起こる可能性がある副作用の症状にはどんなものがあるのでしょうか。

 

*動悸

麻酔にはアドレナリンが配合しているため、心拍数を上昇させます。
そして、心拍数が上がると動悸が起こることがあります。

 

*頭痛

アドレナリンが配合していることによって、血圧が上昇します。
そのため、血圧が上がり頭が痛くなるという方もいるようです。
しかし、頭痛の原因は麻酔だけではなく、手術中にずっと口を開けていたから顎関節が痛くなり、それが関連痛になり頭が痛くなるという場合もあります。

 

*悪心
手術中は緊張していますし、麻酔の注射の痛みで脳貧血を起こす方もいらっしゃいます。
そして、脳貧血から吐き気を催したり、悪心を起こしてしまったりする場合があります。

 

*手足が震える
麻酔の注射の痛みなどで脳貧血を起こし、手足が震えるという副作用が起こる場合があります。

□副作用が起こってしまったら

副作用が起こってしまったら、必ずその旨を医師に伝えるようにしましょう。
治療を中止して、少し休むと回復される場合が多いです。
無理をせずに、ご自分のペースで治療を行いましょう。
また、「今まで副作用が起こったことがない」という方でも、当日の体調、また精神状態などによるので注意しておくことが必要です。

 

 

□まとめ
今回は、麻酔治療をしたことで起こる副作用の症状についてご説明しました。
気になることは、担当の医師に質問して、納得してから手術を受けるようにしましょう。