インプラントのメンテナンス、どうすれば良いの!?

「インプラントはメンテナンスが必要っていうけれど、実際どうなんだろう…」

そのようにお悩みの方はいませんか?

以前は歯が抜けてしまった時、元のような生活に近づけるためには入れ歯をしたりブリッジをしたりすることが一般的な方法でした。

しかし、最近ではインプラントという新たな方法も人気になりつつあります。

その一方で、インプラントはメンテナンスが大変だという話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

インプラントをするならば、どのようなメンテナンスをするべきなのか事前に知っておきたいですよね。

そこで今回は、インプラントのメンテナンスについて詳しくお話します。

 

□どうしてメンテナンスは必要なの?

 

インプラントはあくまでも人工のものです。

そのため、通常の歯よりも細菌による悪影響を受けやすいです。

インプラントの周りの歯垢をそのままにしてしまうと、感染を起こし、インプラント周囲炎になる危険性があります。

インプラント周囲炎とは、天然歯の歯周病と同様、細菌感染によってインプラントの周りの骨が溶けてしまう病気です。

きちんとメンテナンスを続け、インプラントを長く使えるようにしましょう。

 

 

□自分で行う毎日のケアって?

 

やはり大切なのは、日々のケアです。

歯ブラシで丁寧に磨くのはもちろん、歯と歯の間の歯垢もしっかりと落とすようにしましょう。

補助的に歯間ブラシやフロスを使うと、効率的に掃除できます。

 

 

□歯科医院ではどんなメンテナンスをするの?

 

インプラントは、ご自身でのセルフケアに加えて通院してメンテナンスをする必要があります。

通院した際には、まず口内をチェックしていきます。

インプラントの周囲だけでなく、口の中全体をみて問題がないかを確認します。

また年単位でレントゲンを撮影します。

インプラントは顎の骨に固定されているため、レントゲンを撮るのはトラブル発見のための有効な手段です。

その後、きちんとした噛み合わせになっているかを確認したのち、インプラントや他の歯の歯石や汚れをきれいにします。

噛むことは、食事以外の生活にも影響する、健康を維持するうえで非常に重要なことです。

噛み合わせが悪いと、インプラントだけでなく健康に悪影響が出る恐れもあるのです。

 

□まとめ

 

今回は、歯が抜けた後の新たな選択肢であるインプラントのメンテナンス方法について詳しく解説しました。

せっかくインプラントをしたのなら、そのままきれいな口腔環境を保っていきたいですよね。

セルフケアと歯科医への通院を併用して、きちんとメンテナンスを行うようにしましょう。