セミナーに行ってきました♪

こんにちは!
ウィズ歯科クリニック歯科衛生士の須田です。
 
私は先日、歯科衛生士&歯科医師のためのDental Hygiene Process(歯科衛生業務の進め方)を活用した自律した歯科衛生士養成コースのセミナーに参加してきました。
 
 
このセミナーでは、歯科衛生士業務の進め方の基本的なことを再度勉強してきました。
患者様一人一人によって悩んでいることだったり口腔内の環境が違うためその方にあった治療の進め方を考えていく必要があります。
予防の進め方としては、まず患者様からの情報収集です。
主観的情報と客観的情報があり、これは基本的な情報となるため大切になってきます。
主観的情報は患者様からの主訴、言動(痛みや苦痛、悩みなど)です。
歯周病の発症・進行には、全身状況、食生活、歯磨き習慣、喫煙などが関与しています。
客観的情報はエックス線診査や口腔清掃状況など衛生士が客観的に把握できるものです。
歯周組織検査では前と比べてポケットの進行は進んでないか、歯茎からの出血の有無はないか見ていきます。
それをもとに歯科衛生士として患者様の口腔内が健康か判断していきます。
 
 
健康な部分は私たちは触りすぎないことが大切でそこの部分は患者様がきちんと磨けてコントロールできているからなんです!
ですので、メインテナンスで「前回はこの部分はここ触ってたけど今回はこの器具使っていなかったな」と感じられる方がいらっしゃると思いますが、それはきちんと磨けているからなんです♪
 
次に治療計画を立てます。
例えば、プラークが全体的に付着しているのか部分的なのか、プラークが少ないのに組織破壊があるなど、問題に対してどのように行なっていくかを計画していきます!
そして衛生士業務(ケア)の実施に入っていきます。
 
セルフケアでは
歯肉炎上のプラークコントロールとして
患者様とのコミュニケーションが大切になってきます!
 
患者様がどうしたら自分自身の口腔内に関心を持ってくれるのか患者様が自立したセルフケアができるように導いていくのが私たち歯科衛生士の役目です。
 
プロフェッショナルケアでは
歯肉縁下のプラークコントロールとして
・スケーリングルートプレーニング
・超音波スケーラー
があります。
 
スケーリングルートプレーニングの目的としては
歯ブラシでは届かない歯肉縁下の菌数を減らすことで炎症が治まり、歯周ポケットを浅くすることです。
 
口腔内の健康を維持するにはこのセルフケアとプロフェッショナルケアのバランスが大切になります。
 
この2つの年間の時間を比較すると
 
・セルフケア
毎日/2回 3分ブラッシングすると
 365×2=730回×3分=2190分=36.5時間
 
・プロフェッショナルケア
3ヶ月/1回/1時間とすると
 12÷3=4回/年/4時間
 
回数も時間もセルフケアが上回ります。
プロフェッショナルケアで改善して口腔環境を維持するためにも、セルフケアは基本となります。
 
歯を磨かない人はほとんどいないと思います。しかし、ほとんどの方が歯周病に罹患しているのは、「磨いていない」のではなくて「磨けていない」のが現状です。
 
問題点は歯間部のプラークコントロールができていないことです。
それは患者様一人一人の生活環境も違うと思うので患者様のモチベーションを上げれるように寄り添っていきます。
最後に今まで行ってきた治療の評価を行います。
 
今回のセミナーでは改めて衛生士業務の重要性を再確認できました
患者様の口腔内の異常や全身状態の変化にも気づけるよう日々努力していきたいと思いました。
 
 
 
 
 

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