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オールオンフォーインプラントとは?メリットや治療の流れを解説!

こんにちは。イオンモール柏向かいにある、ウィズ歯科クリニックの国際口腔インプラント学会(ISOI)認定医、歯科医師の小川です!

 

オールオンフォーインプラントとは

すべての歯を失った方や入れ歯以外の治療法検討している方には、オールオンフォーインプラントが一つの治療方法となります。オールオンフォーインプラントを選ぶことで、入れ歯よりもしっかり噛め、従来のインプラント治療よりも治療期間が短く済み、費用も抑えられるでしょう。

この記事では、オールオンフォーインプラントのメリットや治療の流れについて詳しく解説します。長年入れ歯が合わずにお悩みの方には特におすすめですので、ぜひ参考にしてみてください。

オールオンフォーインプラントとは、すべての歯を失った方向けのインプラント治療のことです。

従来のインプラント治療では失った歯1本に対して1本のインプラントで補いますが、オールオンフォーインプラントでは、最小4本のインプラントで前歯から奥歯までつながった12本の歯を補えます。総入れ歯のように取り外し式ではないので、自分の歯のようにしっかり噛め、異物感やしゃべりにくさなどもありません。

また、従来のインプラント治療よりも少ない数のインプラントで多くの歯を補えるので、治療期間が短く済み、費用も抑えられます。また大規模な骨造成術なども必要ないので、手術によるダメージも最小限に抑えることができます。

このことから、すべての歯を失った方だけでなく、今まで入れ歯が合わず悩んでいた方や費用を抑えたい方などにもおすすめの治療法といえるでしょう。

オールオンフォーインプラントのメリット・デメリット

ここでは、オールオンフォーインプラントのメリット・デメリットについて解説します。

メリット

オールオンフォーインプラントのメリットは、以下の6つです。

1.しっかり噛める

オールオンフォーインプラントは、顎の骨に直接インプラントを埋め込むため、自分の歯のようにしっかりと噛めるようになります。長年入れ歯が合わず今まで食事を楽しめなかった方に、特におすすめしたい治療法といえるでしょう。

2.きれいな歯が手に入る

オールオンフォーインプラントは、前歯から奥歯までつながっているため美しい歯並びが手に入ります。また、セラミックやジルコニアを選ぶことで、天然歯のようなツヤや透明感も再現できるでしょう。

従来のインプラント治療では歯の部分しか作れないため、顎の骨の量が少なくなっている部分に歯を作ろうとすると歯が長くなってしまうことがあります。

一方、オールオンフォーインプラントは、歯の部分だけでなく歯茎の部分も回復できるため、歯と歯茎のバランスを整えられます。

3.異物感・しゃべりにくさがない

オールオンフォーインプラントは、顎の骨に直接インプラントを埋め込むため、入れ歯のような異物感やしゃべりにくさはありません。入れ歯のようにズレたり外れたりするものではないので、痛みが出るトラブルも少ないでしょう。

4.手術当日に仮歯が入る

オールオンフォーインプラントは、インプラントの埋め込みから仮歯の装着までを1日で行うため、手術当日にきれいな歯を手に入れられます。手術後、やわらかいものであれば食事をしても問題はありませんので、機能的にも審美的にも優れた治療法といえるでしょう。

5.従来のインプラント治療よりも費用を抑えられる

すべての歯を失った場合、従来のインプラント治療をしようとすると8~10本程度インプラントを埋め込まなくてはなりません。

オールオンフォーインプラントは、最小4本のインプラントで12本の歯を補えるため、従来のインプラント治療よりも経済的です。また、インプラントの本数が少なく済むので、外科手術に伴う身体的負担も抑えられます。

6.顎の骨の量が少ない方でも治療が受けられる

従来のインプラント治療の場合、顎の骨の量が少ないとインプラントを支えることができません。そのため、治療が受けられないことがあります。治療が受けられる場合でも、インプラント埋入手術の前に、顎の骨の量を増やす骨造成手術という外科手術が必要です。

一方、オールオンフォーインプラントは、顎の骨の量が少ない部分や骨が薄い部分を避けてインプラントを埋め込むため、歯周病や長年の入れ歯の使用などで顎の骨の量が少ない方でも治療を受けられます。

デメリット

オールオンフォーインプラントのデメリットは、以下の5つです。

1.外科手術が必要

オールオンフォーインプラントは従来のインプラント治療と同じく、顎の骨にインプラントを埋め込む外科手術が必要です。外科手術の回数は1回ですが、少なからず身体的負担がかかるでしょう。

2.抜歯が必要

オールオンフォーインプラントは、前歯から奥歯までつながった歯を入れるので、すべての歯を失った方が対象の治療法です。そのため、治療の邪魔になる歯は抜歯をしなければいけません。

3.治療を受けられない場合がある

オールオンフォーインプラントは、顎の骨の量が少ない方でも治療を受けられます。

しかし、外科手術を伴うため、健康状態によっては治療を受けられないことがあるでしょう。

4.治療できる歯科医師が少ない

オールオンフォーインプラントは、インプラント埋入手術の当日に仮歯が入ります。精密検査の段階でどこにインプラントを埋め込むのが最適か、さらにお口の状態に合った仮歯を予測して用意しておかなければいけません。そのため、高度な技術と知識を兼ね備えた歯科医師にしか治療ができないのです。

5.保険が適用されない

オールオンフォーインプラントは、保険が適用されません。そのため、保険が適用される入れ歯治療に比べると、費用が高額になります。また、自費診療なので、歯科医院によって費用が異なることにも注意が必要です。

オールオンフォーインプラントの治療の流れ

ここでは、オールオンフォーインプラントの治療の流れについて解説します。

1.カウンセリング

カウンセリングではお口の中の簡単な検査を行い、オールオンフォーインプラントの治療内容についてご説明します。

カウンセリングは患者様の不安を解消する場でもあります。メリット・デメリットだけでなく、治療についての不安や疑問点など、患者様からのご質問にもお答えします。

2.精密検査

オールオンフォーインプラントの治療計画を立てるために、精密検査を行います。精密検査の内容は、レントゲン撮影・CT検査・歯型の採取などです。

患者様のお口の状態を徹底的に把握することで、どの位置にインプラントを埋め込むか、どのような歯を入れるのか治療計画を立てます。この時点で抜歯の必要がある歯が見つかれば、別日かインプラント埋入手術当日に抜歯することもあります。

3.治療計画の立案、サージカルガイドの作製

精密検査の結果をもとに治療計画を立て、患者様に内容をご説明します。また、サージカルガイドの作製とインプラント埋入手術後に装着する、仮歯の型取りも行います。

4.インプラント埋入手術

一般的なオールオンフォーインプラントの埋入手術の手順は、以下のとおりです。

①静脈内鎮静麻酔

②歯茎を切開

③インプラント埋入

④アバットメントの装着

⑤歯茎の縫合

⑥仮歯の装着

オールオンフォーインプラントは、従来のインプラント治療と同じく、歯茎を切開し顎の骨にドリルで穴を開け、インプラントを埋め込みます。予定しているインプラントの本数を埋め込んだら、アバットメントを装着します。

アバットメントとは、インプラントと人工歯をつなぐ役割のものです。アバットメント部分を歯茎から露出させた状態で歯茎を縫い、あらかじめ作っておいた仮歯を装着します。

基本的には、インプラントの埋入から仮歯の装着は1日で行いますが、手術後の状態によっては仮歯を装着できないこともあるため注意が必要です。

5.インプラントの埋入手術後

インプラント埋入手術の12週間後に抜糸や消毒、歯茎の治り具合の確認のために一度ご来院いただきます。その後、2~6か月程度は、仮歯を調整しながらインプラントと顎の骨の結合を待ちます。この期間の一般的な通院頻度は、12か月に一度です。

仮歯を参考にして最終的な人工歯を装着するため、この期間に歯の見え方や噛み合わせなどの希望があれば、担当歯科医師にその都度相談するのがよいでしょう。

6.人工歯の型取り・装着

インプラントと顎の骨の結合が確認できたら、最終的な人工歯の型取りを行います。人工歯が出来上がったら、歯の見え方や色味、噛み合わせなどを歯科医師とともに確認し、問題なければ装着して治療終了です。

7.メンテナンス

オールオンフォーインプラントの治療が終わったら、34か月に一度の頻度でメンテナンスが必要です。

オールオンフォーインプラントは、前歯から奥歯までつながった人工歯が入っているため、歯と歯茎のすき間が磨きにくくなります。オールオンフォーインプラントは虫歯にはなりませんが、インプラント周囲炎になるリスクがあります。インプラント周囲炎になると、インプラント周囲の骨を溶かし、インプラントのぐらつきや抜け落ちの原因になります。

オールオンフォーインプラントはすべての歯がつながっているので、インプラントが1本でもダメになると外れてしまうのです。このことから、オールオンフォーインプラントを長持ちさせるためには、日頃の歯磨きによるケアと、歯科医院での定期的なメンテナンスが重要といえるでしょう。

オールオンフォーインプラントの治療にかかる費用

オールオンフォーインプラントの治療にかかる費用相場は、片顎200~400万円(税込)です。自費診療のため、保険が適用される入れ歯治療と比べると費用が高く感じるでしょう。

しかし、従来のインプラント治療と比べてみると、オールオンフォーインプラントのほうが費用を安く抑えられます。従来のインプラント治療よりも費用が抑えられる理由は、以下の3つです。

・インプラントの本数が少なく済む

・治療期間が短い

・骨造成手術がいらない

それぞれ詳しく解説します。

インプラントの本数が少なく済む

従来のインプラント治療ですべての歯を補おうとすると、10本程度のインプラントを埋め込む必要があります。インプラント1本の費用相場は3040万円なので、片顎だけでも300400万円かかるでしょう。

治療期間が短い

インプラント埋入手術から仮歯の装着までを1日で行うため、従来のインプラント治療よりも治療期間が短く済みます。

骨造成手術がいらない

従来のインプラント治療では、顎の骨の量が少ない場合には骨造成手術が必要です。

しかし、オールオンフォーインプラントは、顎の骨の量が少ない部分を避けてインプラントを埋め込むため、ほとんどの場合で骨造成手術は必要ありません。余分な処置が必要ないため、その分費用が抑えられ、治療期間も短く済むのです。このことから、すべての歯を補う場合、オールオンフォーインプラントのほうが費用を抑えられるといえるでしょう。

ただし、ここでご紹介した費用はインプラントを4本埋入し、12本のつながった人工歯を入れた場合の相場です。上顎では6本必要となることもあります。また、オールオンフォーインプラントは歯科医院ごとに費用が異なります。あくまでも目安として参考にしてください。

まとめ

緑の背景の前に置かれた歯の治療器具と歯

今回は、最小4本のインプラントで12本の歯を補えるオールオンフォーインプラントについて解説しました。

オールフォーインプラントは、入れ歯よりもしっかり噛め、従来のインプラント治療よりも治療期間が短く、費用も抑えられるというメリットがあることがおわかりいただけたのではないでしょうか。また、インプラントの埋め込みから仮歯の装着までを1日で行うため、歯がない期間がないのもメリットの一つです。

しかし、外科手術が伴うことなどのデメリットも理解しておきましょう。オールオンフォーインプラントの治療が受けられるかどうかは、歯科医師の判断が必要です。

オールオンフォーインプラントについて詳しく知りたい方は、柏の歯医者「ウィズ歯科クリニック」までお気軽にご相談ください。インプラント学会認定医によるインプラント無料相談も行っています。

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