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インプラント手術後の過ごし方と注意すべき症状を解説!

こんにちは。千葉県柏市の歯医者、ウィズ歯科クリニックの国際口腔インプラント学会認定医、歯科医師の小川です!

 

インプラント手術後はどのように過ごせばいいのか、知りたい方がいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、インプラント手術後の過ごし方や起こり得るトラブル、注意すべき症状について解説します。ぜひこの記事を参考に、インプラント手術後の過ごし方について理解を深めてみてください。

インプラント手術後の過ごし方

オレンジの背景の前で人差し指を立てている女性

インプラント手術後の過ごし方を把握しておくと、インプラントに関わるトラブルを予防できるでしょう。インプラント手術後の過ごし方について、項目ごとに詳しく解説します。

食事

インプラント手術後12時間は、麻酔で口の中の感覚がない状態で口腔内を傷つけてしまうリスクがあるので、飲食は避けましょう。手術後23日間は、なるべく柔らかいものを中心とした食事を摂るようにしてください。

また、アルコールなどの飲酒は血流がよくなるので、インプラント部分から出血や腫れなどの症状が出る可能性があります。手術後1週間は飲酒を控えるようにしましょう。

運動

運動をすると体の血流がよくなり、出血や腫れ、炎症を促進させる可能性があります。インプラント手術から23日は運動を控えるようにしましょう。

手術後に歩いたり、家事をすることは問題ありません。激しい運動をする場合には、インプラント箇所のトラブルが起こりやすくなるので、1週間は避けましょう。

仕事

インプラント手術後は、なるべく安静にすることが大切です。最低でも手術当日は家で安静に過ごすようにしましょう。

インプラント治療を早く終わらせるためにも、手術後は安静に過ごすようにしましょう。

入浴

入浴は血流をよくします。血流がよくなることで出血や腫れ、炎症を促進させる可能性があるため、インプラント手術から23日はシャワーで済ますようにしましょう。

インプラント手術の傷の状態によっては、入浴を控える期間が延びてしまう可能性もあるので、担当歯科医師の指示に従ってください。また、骨移植や骨造成などの治療を受けた場合には、痛みや腫れが長引くので、入浴を控える期間も長くなります。

喫煙

インプラント手術後に喫煙をすると、インプラントの寿命を短くする原因にもなります。具体的に喫煙がインプラントに与える悪影響として、以下が挙げられます。

・傷が治りにくくなる

・インプラントが定着しにくくなる

・インプラント周囲炎や歯周病を促進してしまう

・感染症にかかる確率が高くなる

非喫煙者に比べて、喫煙者はインプラント治療の失敗率が約2倍になるというデータがあります。

タバコにはニコチンが多く含まれており、免疫力の低下やインプラントの土台が結合するのを邪魔する作用があります。インプラント治療が失敗するリスクを少しでも減らしたい方は、手術後の喫煙はやめましょう。

歯磨き

インプラント手術後は、その周囲の歯磨きを避けましょう。

歯磨きによって傷口に触れると傷口が開いてしまい、出血や腫れなどが起きて治りが遅くなることがあります。そのため、手術後から抜糸を終えるまでの10日程度は、インプラント箇所の歯磨きを避けるようにしましょう。

しかし、歯磨きをまったくしないと、ほかの歯に悪影響を与えてしまうので、インプラント手術箇所以外の歯はしっかりと歯磨きをしてください。インプラント部分は、うがい薬を使用して清潔に保つことをおすすめします。

インプラント手術後に注意すべき症状

頬を手で押さえる女性

インプラント手術後に注意すべき症状は、主に以下の4つです。

・出血

・痛み

・腫れ

・そのほかの症状

それぞれ詳しく解説します。

出血

インプラント手術後、12日程度で出血は止まります。出血が止まらない場合は、担当歯科医師に相談しましょう。手術箇所からの出血はもちろん、鼻血などが止まらないというケースもインプラント手術が原因となっている可能性があるので、なるべく早く歯科医院を受診してください。

また、過去の治療が原因で出血するケースもあります。すべてインプラント手術が原因というわけではないので注意が必要です。

痛み

インプラント手術は外科的手術を行う必要があり、麻酔が切れたら強い痛みを感じることがほとんどです。インプラント手術後の痛みは、歯茎を切開した度合いや手術時間、出血量などによって異なります。基本的に手術後は鎮痛剤が処方されるので、しっかりと服用すれば5日程度で痛みは治るでしょう。

しかし、鎮痛剤を服用しても我慢できないような痛みが続く場合は担当歯科医師に相談してください。

腫れ

インプラント手術後の腫れは、23日後にピークを迎えて、12週間程度で徐々に治っていきます。

しかし、腫れが引かない場合には、手術部位周辺の組織に問題が起きている可能性があるので、なるべく早く担当歯科医師に相談するようにしましょう。

また、薬が合っていない可能性もあります。腫れが引かないからといって、ご自身の判断で薬の量を増やしてはいけません。

そのほかの症状

インプラント手術後のそのほかの症状として、以下の3つが挙げられます。

・膿が出る

・下唇が震える

・よだれが異常に出る

上記以外にも、わかりづらい症状として体の湿疹や下痢などの症状が出る可能性もあります。インプラント手術後に少しでも体に異変を感じたら、担当歯科医師に相談するようにしましょう。

患者様の負担を軽減できるフラップレスインプラント

 

切らない縫わないフラップレスインプラント、抜歯即時埋入インプラントを用いることでこれらのトラブルを排除することができます。

切らない縫わないインプラント「フラップレスインプラント」とは、歯茎を切開しないインプラント治療です。歯茎を切開しないため縫合も不要であり、身体への負担が軽減され、痛みや腫れが出にくく手術時間の大幅な短縮にもつながります。

 

切らない縫わないフラップレスインプラント

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抜歯即時埋入インプラント

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インプラント手術後に起こり得るトラブル

手に歯の模型を持っている歯科医師

インプラント手術後に起こり得るトラブルとしては、主に以下の8つが挙げられます。

・インプラント周囲炎

・インプラントの破損

・金属アレルギー

・噛み合わせの悪化

・上顎洞粘膜の炎症

・神経麻痺

・インプラントの抜け落ち

それぞれ詳しく解説します。

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎とは、インプラント周囲の組織が歯周病に感染してしまい、腫れや出血などの症状が起きている状態を指します。

インプラントは人工の歯なので、虫歯になることはありませんが、歯磨きが不十分だと歯垢が溜まり、炎症を引き起こすことがあるのです。症状を放置すると歯茎が痩せてしまい、最終的にはインプラントの周りの歯が溶けて、インプラントがぐらつくようになります。

また、インプラント周囲炎は、全身的な病気や生活習慣とも関係しているので注意が必要です。

インプラントの破損

インプラントは、非常に稀に人工歯部分が破損してしまうことがあります。例えば、人工歯部分に使用されるセラミックにヒビがあったり欠けていると、何らかの強い力が加わることで破損につながるケースもあるのです。

インプラントの上部構造の寿命は素材や使用状況によっても異なりますが、時間の経過と共に丈夫な素材でも経年とともに破損するリスクが高くなります。万が一、インプラントの上部構造が破損したら、すぐに治療を受けた歯科医院に相談するようにしましょう。

金属アレルギー

インプラント手術後に、金属アレルギーの症状がごく稀に出るケースもあります。

インプラントは、金属アレルギーを起こさないためにチタンで作られていますが、100%純チタンでインプラント体を作るのが難しいため、金属アレルギーの症状が出るリスクがあるのです。

仮に純チタンのインプラント体でも混合物をゼロにするのは難しく、金属アレルギー発症のリスクを完全になくすことはできません。インプラント治療で金属アレルギーを起こしたくない方は、できるだけ純度の高いチタンを取り扱っている歯科医院でインプラント治療を受けることをおすすめします。

噛み合わせの悪化

インプラント治療において人工の歯を被せる際、相対する歯との噛み合わせに十分に考慮する必要があります。

しかし、インプラント手術後に噛み合わせが悪化してしまうケースもあるのです。インプラント手術後に噛み合わせが悪化する原因としては、手術後のメンテナンス不足や不適切な治療方針、十分な骨量がないまま埋入してしまうことなどが挙げられます。

噛み合わせの悪化を予防するには、治療実績が豊富な歯科医院でインプラント治療を受けることはもちろん、必ず定期的にメンテナンスに通うようにしましょう。

上顎洞粘膜の炎症

インプラント手術後は、上顎の奥にある空洞の上顎洞粘膜が炎症を起こすケースもあります。

上顎洞の粘膜は非常に薄くて破れやすく、炎症が起こりやすい部位です。骨の量が十分にある場合には上顎洞粘膜の炎症を引き起こすリスクは少ないですが、骨の量が少ない場合は炎症が起こりやすくなるので注意が必要です。

万が一、上顎洞粘膜の炎症を引き起こしてしまうと、耳鼻科での治療も必要になるケースもあります。

神経麻痺

インプラント手術中に血管や神経を損傷してしまうと、合併症として神経麻痺や感覚異常などのトラブルに発展する場合もあります。

インプラント治療は外科的手術が必要になるので、血管や神経を損傷させてしまうリスクがあるのも事実です。また、口の中には血管や神経が多く通っているので、歯科医師の高い技術や経験が求められます。

インプラントの抜け落ち

骨の量が少ないと、インプラントが抜け落ちるリスクがあります。

インプラント治療を成功させるには、一定以上の骨の厚みが必要です。骨の厚みが十分にあれば、インプラントが抜け落ちるリスクは低いといわれています。例えば、骨密度が低い「骨粗しょう症」の場合はインプラントが抜け落ちるリスクが高いので、骨の量を増やす治療をするか、インプラント以外の治療方法を選択する必要があります。

このように、手術後のトラブルを予防するためにも、担当歯科医師と入念に話し合うことが重要です。

まとめ

水色の背景の前に聴診器・マスク・装飾が置かれている

今回は、インプラント手術後の過ごし方について知りたい方に向けて、インプラント手術後に手術後の過ごし方や起こり得るトラブルについて解説しました。

インプラント手術後の過ごし方を把握しておけば、手術後のトラブルを予防できます。今回の記事を参考に、インプラント手術後の過ごし方について理解を深めてみてください。

少しでも気になることがありましたら、柏の歯医者「ウィズ歯科クリニック」までお気軽にご相談ください。ご連絡をお待ちしております。

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