歯周外科セミナー参加報告|歯肉退縮治療とレーザーを活用した低侵襲治療を学びました

  

皆さん、こんにちは!イオンモール柏の向かいにあるウィズ歯科クリニックの五十嵐です。

先日「SBC歯周外科コース」の第3回に参加してまいりました。本コースは全3回で構成されており、今歯周外科とは主に歯ぐきに対して行う外科処置です。

歯周病の治療だけでなく、歯磨きがしやすい環境を整えたり、見た目の美しさ(審美性)を改善したりするなど、さまざまな目的で行われます。

患者様のお口の状態に合わせて、多くの術式を使い分けることが重要です。

午前は治療計画の立案を学習

午前中は歯肉退縮(歯ぐきが下がってしまった状態)の程度や範囲を正確に診査し、それぞれの症例に適した術式を選択するための治療計画の立て方について学びました。

歯周外科では手術そのものだけでなく、適切な診断と術式の選択が治療結果を大きく左右します。今回の講義では、実際の症例をもとに考えながら学ぶことができ、大変勉強になりました。

午後は豚顎模型を用いた実習

午後は、豚の顎を使用した実習を行いました。

今回実習した主な術式は次の2つです。

・遊離歯肉移植術(FGG)
歯ぐきが不足している部分へ、ご自身の上顎などから採取した歯肉を移植する方法です。

・歯肉弁歯根側移動術(APF)
歯ぐきの位置を調整し、歯磨きがしやすい環境を整えるための術式です。

実際に手を動かしながら学ぶことで、切開や縫合のポイントなど、講義だけでは得られない多くの学びがありました。

レーザーを併用した低侵襲な術式も学びました

特に印象に残ったのが、遊離歯肉移植術におけるレーザーの活用です。

従来はメスを使用して移植する歯肉を採取することが一般的ですが、今回の実習ではレーザーを併用する方法を学びました。

レーザーを使用することで、

・手術時間の短縮

・術後の痛みの軽減

・患者様への負担の軽減

といったメリットが期待できます。

患者様にとって負担の少ない治療方法を学ぶことができ、大変有意義な実習となりました。

学びを日々の診療へ

全3回のセミナーを通して、歯周外科に必要な診断力や治療計画の立案方法、そして患者様への負担をできるだけ少なくするための術式について、幅広く学ぶことができました。

今後も新しい知識や技術を積極的に学び、一人ひとりの患者様により良い治療をご提供できるよう努めてまいります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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