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親知らずの抜歯や外科処置・ご相談なら、「ウィズ歯科クリニック 柏」へ。
歯科医師紹介
細井 鴻之介
所属学会
- 日本口腔外科学会 認定医
- 日本小児口腔外科学会 会員
大野 立人
- 日本大学歯学部卒業
- 日本大学歯学部付属歯科病院臨床研修修了
- 日本大学歯学部付属歯科病院
- 口腔外科学講座在籍
- 国立病院機構災害医療センター歯科口腔外科 非常勤医
所属学会
- 日本口腔外科学会認定医
- 日本口腔インプラント学会
- 厚労省認定臨床研修指導歯科医師
口腔外科医による処置のメリット
メリット1 経験豊富な口腔外科医による安全で早い処置 メリット1 経験豊富な口腔外科医による安全で早い処置
当院口腔外科医は、5年以上大学病院口腔外科での勤務実績があり、抜歯だけでも現在まで8000症例以上行ってきています。
当院では、外科処置のトレーニングを積んだ経験豊富な口腔外科医が、安全に親知らずの抜歯や外科処置を行います。
メリット2 大学病院と同レベルの設備 メリット2 大学病院と同レベルの設備
院内には外科処置専用の手術室も完備。更により正確な診断ができるCTも完備している為、難しい抜歯や口腔外科手術も対応できます。また全ての外科器具に世界レベルの滅菌を行っており、安心安全な手術をご提供します。
さらに大学病院の病理診断科と連携する事により、病理診断(切除した組織の顕微鏡による正確な診断)を行う事も可能です。
メリット3 場合により初診でも当日抜歯可能です。 メリット3 場合により初診でも当日抜歯可能です。
当院では条件が揃えば初診でも抜歯処置を行う事が可能です。
親知らずの抜歯は一般の歯科医院では行わないことも多く、二次医療機関への紹介や経過観察となってしまうことも多いです。
また二次医療機関では初日は検査から行い、施術の日程が合わなければ数週間から数か月待ちということもあります。
当院では常勤の口腔外科医も在籍しており、予定を大きく調整しなくても外科処置が可能です。
また条件によっては初診日当日の抜歯も可能となっております。
実際、大学病院等への紹介状をお持ちになり相談に来られる方も多くいらっしゃいます。
※当日の抜歯をご希望の方は必ずお電話にてご確認ください
親知らずの抜歯の流れ 親知らずの抜歯の流れ
歯垢や歯石が付着していると抜歯後の感染や術後の経過が芳しくない場合があります。親知らずを抜歯する前にはクリーニングをおすすめしています。現在も大学病院や総合病院の口腔外科に所属しているドクターが在籍しており、一般開業医では難しい症例にも対応可能です。
治療前の検査、クリーニング 治療前の検査、クリーニング
STEP 1: 初診
レントゲン撮影、必要であればCT撮影も行い、親知らずの位置や生え方等を確認します。
診査結果をもとに治療計画をご説明いたします。
STEP 2: 説明
診査結果をもとに治療計画をご説明致します。
抜歯の必要性、抜歯の時期、抜歯の方法、麻酔の方法合併症や後遺症、術後の経過をご説明し、不安点等を解消します。
STEP 3: 抜歯
まっすぐ生えている親知らず2,000円程度
埋まっている親知らず4,000円程度(CT撮影料別途3,500円程)
STEP 4: 消毒
翌日、消毒をします。
STEP 5: 抜糸
縫合が必要な場合は一週間程度で抜糸を行います。
※上記は目安となり、親知らずの状態や症状によって異なります。
抜歯後の経過について
抜歯後は3日間抗菌薬・消炎鎮痛薬を服用して頂き、口腔内を清潔に保つ為洗口薬を使用していただきます。抜歯処置(特に下顎の抜歯の場合)2日後をピークに、痛みや腫れが長いときは2週間ほどでる場合があります。当日は運動や飲酒など血行の良くなる行為は避けてください。術後1~2週で抜糸を行います。
親知らずは絶対抜かなくてはいけないの? 親知らずは絶対抜かなくてはいけないの?
親知らずとは、中央から8番目の歯です。大抵20歳前後で生えてきますが、現代人は顎が小さく親知らずが正常に生えるスペースがない傾向にあるため、斜めに生えてきたり、そもそも生えなかったり、生えたとしても一部埋まったままだったりするケースが多くあります。
親知らずというと、「抜くのが当たり前」といったイメージがあると思いますが、必ずしも抜かなくてはいけないものではありません。ただ、次のような場合は、いろいろなリスクが生じますので、抜くのが一般的です。
- 抜かなくてもよいケース
- ・真っ直ぐ生えていて正常に機能している場合
- 抜歯が必要なケース
- ・斜めや横向きに生えている
- ・歯周病や虫歯になっている
- ・隣の歯を押して、歯並びや咬み合わせに影響する場合
- ・歯列矯正をする予定がある場合
このように悪影響をおよぼすと診断された場合、できるだけ早めに抜くのが理想的です。ご自身では判断が難しいため親知らずが生えている、あるいは生えてきたときは、できるだけ早くご相談ください。
CT撮影 CT撮影
下顎の骨の中には口唇の感覚を司っている下歯槽神経が走行しており、親知らずの根っこが近接していることがあります。当院では親知らずが下歯槽神経に近いと判断した場合にはCT撮影を行い、安全を確認した上で抜歯を行います。親知らずを抜く際に下歯槽神経を傷つけてしまうと知覚異常(麻痺)が出てしまう可能性があります。親知らずの歯根の形態・長さ・曲がり方・周囲の骨の厚みなど十分な画像診断の下、最小限の侵襲で確実な処置を行いますのでご安心ください。
また、抜歯の必要性の有無も、正確に判断することが可能です。治療後に起こりうるリスクについてもしっかりとご説明いたします。
親知らずの生え方と抜歯の難易度
真っ直ぐに生えている場合 難易度1
項目名 | 詳細 |
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状態 | 普通に生えている |
治療時間 | 2~3分 |
症状説明 | 術後の腫れ・痛みは少ないことが多い |
抜歯の費用 | 2,000円程度 |
隣の歯にぶつかっている 難易度2
項目名 | 詳細 |
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状態 | 比較的多い水平埋伏 |
治療時間 | 20分前後 |
症状説明 | 術後の腫れ・痛みは出やすい |
抜歯の費用 | 4,000円程度(CT撮影料別途3,500円程度) |
完全に埋まっている 難易度3
項目名 | 詳細 |
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状態 | 水平埋伏 |
治療時間 | 30分前後 |
症状説明 | 術後の腫れ・痛みは大きく出やすい |
抜歯の費用 | 4,000円程度(CT撮影料別途3,500円程度) |
完全に埋まっているが矯正のために抜歯が必要 難易度3
項目名 | 詳細 |
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状態 | 完全埋伏 |
治療時間 | 30分前後 |
症状説明 | 術後の腫れ・痛みも大きく出やすい |
抜歯の費用 | 4,000円程度(CT撮影料別途3,500円程度) |
注意事項・後遺症・リスクについて 注意事項・後遺症・リスクについて
出血 | 抜歯後はしばらくガーゼなどを丸めてしっかり止血を行います。当日は飲酒や運動、長時間の入浴など血行がよくなる行為は控えて安静に過ごしましょう。強くうがいをしたり、抜いたところを舌や指などで触ったりすると出血する原因となってしまうため、できるだけ控えるようにしましょう。抜歯したところはかさぶたになりながら、少しずつ治癒していきます。 |
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痛み | 抜歯は麻酔下で行い、抜歯後は抗生物質や鎮痛剤を処方します。長くても1週間程度で落ち着いてきますが、強い痛みが続く場合は診察を受けましょう。傷口からの細菌の侵入を最小限に抑えるため、処方された薬は必ず服用するようにしてください。 |
腫れ | 2~3日程、腫れが続くことがあります。腫れが引くと同時に腫れていた部分があざのように青くなることもありますが、内出血の跡であり自然に消えていくので心配ありません。 |
麻痺 | 下歯槽神経に近い親知らずの場合、抜いた親知らず側の下唇の付近や舌の知覚の麻痺がでることがあります。その場合、投薬治療が必要となる事もありますが、ほとんどの場合1~3ヶ月ほどで治ります。当院ではCT診断下で抜歯を行いますのでしびれが出ること自体、まれなケースです。 |
ドライソケット | 抜歯後は抜いた穴のところから血の塊(血餅)ができて徐々に治っていきます。 しかし、その血の塊が何らかの理由で剥がれて骨の一部が露出してしまうと強い痛みが出てしまう原因となります。この状態を「ドライソケット」といいます。 ドライソケットになると痛みが長引いてしまいます。 そうならないためには、抜歯後はうがいをたくさんしない、抜歯した部分はなるべく触らない、血行が良くなることは避けましょう。 また、ドライソケットになってしまった場合にも早急に対応させていただきますので、ご安心ください。 |
抜歯前の注意事項 抜歯前の注意事項
- ・抜歯前日のお酒はお控えください。
- ・睡眠不足は避けましょう。
- ・抜歯当日は、しっかり食事をとってきてください。
(頬や舌をかんでしまう可能性があるので、麻酔が切れるまでお食事が摂れません。)
抜歯後の注意事項 抜歯後の注意事項
- ・抜歯を行った歯の付近は、抜歯後24時間は歯磨きやうがいをお控えください。
- ・出血量が増えてきたらガーゼを丸めて噛みましょう。
- ・抜歯当日は飲酒・激しい運動・長風呂をお控えください。
- ・お薬は処方通りに飲みましょう。(追加の痛み止めを処方することもできます)
- ・しびれが出た場合は、翌日の消毒の際にお伝えください。
- ・頬にアザ(内出血)が出来ることがありますが、1~2週間程で消えますので心配いりません。
- ・出血が止まらない場合はすぐにご連絡ください。
- ・腫れは3日目がピークで、長くとも1週間程で引きます。
親知らずを早期に抜歯をするメリット 親知らずを早期に抜歯をするメリット
親知らずは18~20歳前後で生えてきますが、抜歯の適応であれば20歳前半で抜歯することがおススメです。
- ①傷や骨の回復力が早い
- 抜歯した際の傷口が早くふさがり、腫れや痛みが長引きにくくなります。
- ②妊娠・出産
- 妊娠中はつわりなどで歯磨きが辛かったり、ホルモンの影響で歯肉炎が起きやすくなります。
また、妊娠や出産後に親知らずの炎症が起きてしまった場合、薬の服用が必要となり、赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
そのため、妊娠出産前に親知らずを抜歯しておくことをお勧めします。 - ③矯正した場合、元に戻ってしまう可能性も
- 親知らずが横向きに生えてきた場合、歯が手前側に押されます。手前に押されることにより、前歯の歯並びが悪くなったり、矯正したところが元の歯並びに戻ってしまうこともあります。
- ④虫歯になる前に
- 親知らずは歯ブラシやフロスが届きにくく、また真横や斜めに生えてくることが多い為、汚れがとれにくく虫歯や口臭の原因になります。
- ⑤歯根が完成していない
- 生えてきたばかりの親知らずは、まだ歯根が完成していません。歯根が完成していないと神経までの距離があります。
親知らずの抜歯は神経が近いほど、抜歯のリスクは伴ってきますので、まだ歯根が完成していない20歳前半をお勧めします。 - ⑥若いほど抜歯がしやすい
- 若ければ若いほど顎の骨が柔らかいので、抜歯しやすいことが多いです
骨の成長は20歳後半で止まり、徐々に緻密になり硬くなっていきます。
硬くなると抜歯の時、骨を削る量が増えるため抜歯が大変になります。
【静脈内鎮静法も、保険適用外になりますが利用できます。】
親知らずの抜歯自体も保険適用外になりますが、静脈内鎮静法の利用も可能です。詳しくは こちらをご確認下さい。
口腔外科認定医による各種小外科手術 口腔外科認定医による各種小外科手術
粘液嚢胞(ねんえきのうほう) 粘液嚢胞(ねんえきのうほう)
比較的若年層に多い疾患です。口唇や舌下部にできる半球状に白くぷくっと膨れた出来物です。唇を噛んだり歯の鋭い部分で口腔内が擦れることにより、小唾液腺や舌下腺からの唾液が正常に分泌されず、周囲の組織の中に唾液が溜まってしまう症状です。
治療 | 局所麻酔下にて嚢胞の切除を行います。 |
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ポイント | 術後は、再発のリスクを避けるため、1~2週間程度は患部を噛まない、刺激しないなど注意していただき、1ヶ月程度経過観察が必要になります。 |
舌小帯短縮症 舌小帯短縮症
舌の裏側にあるヒダが短く、また舌の先端まで付いているため、舌の運動が極端に制限される疾患です。幼少期の歯科検診のときなどに指摘されることが多く、舌を前に突き出すと舌がハート形になります。滑舌が悪くなる、会話時に舌が疲れるといった症状がみられます。
治療 | 局所麻酔下にて舌の裏側のヒダを切る舌小帯伸展術を行います。 |
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ポイント | 治療の時期は障害の程度によります。当院では基本的に局部麻酔のみで行うため、術中も動かずじっとしていられる就学前以降の方におすすめしております。幼く、術中に動いてしまう可能性がある場合は、連携医療機関をご紹介することがあります。 |
上唇小帯付着異常 上唇小帯付着異常
上唇小帯とは上唇と歯肉を繋いでいる筋のことです。2歳頃までは上唇小帯が太く、歯のそばまで入り込んでいることもありますが、成長と共に細くなりながら歯ぐきのほうに移動していきます。幼児期になっても何らかの原因で縮小せず付着している位置が変わらない場合にはすきっ歯の原因となったり、歯磨きがしにくく、むし歯の原因となるため小帯の切除が必要です。2才未満は上唇小帯が太いため、1歳6ヶ月健診等で指摘されることがありますが、極端なものでなければ様子をみていて大丈夫です。上唇小帯の切除は主に「上前歯の永久歯が生え変わる頃(6~7歳)」に行います。お子様の歯磨きの際には傷つけたり、不快な思いをさせないように指の腹でカバーをして優しく当ててあげてください。
治療 | 局所麻酔下のもと数分程度で終わります。 |
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ポイント | 治療の時期は程度によって異なりますが、当院では基本的に局部麻酔のみで行うため、術中もじっとしていられるお子様におすすめしております。術中に動いてしまう可能性がある場合は連携医療機関をご紹介することもあります。 |
口腔外科認定医が担当
大学病院レベルの小外科手術も当院で対応が可能です。
- ・嚢胞摘出術および開窓術
- ・過剰歯摘出
- ・骨隆起除去手術
- ・小帯切除術
当院ではこれらの症例にも対応しております。さらに口腔外科認定医も在籍しているため、大学病院レベルでの施術が可能です。詳細はお問い合わせください。
レーザー治療も行っています
保険適応となるErYAGレーザーを用いた施術も可能です。各小外科手術の際に必要に応じて使用しています。
診療カレンダー