ブルーラジカルセミナーに参加しました|重度歯周病の新しい治療法を学ぶ

こんにちは。新松戸駅から徒歩10秒の歯医者、ウィズ歯科クリニック新松戸 歯科衛生士の芳賀です。

先日院長先生とともに、菅野太郎教授による「ブルーラジカル」のセミナーに参加してきました。

今回はセミナーで学んだブルーラジカルについて、皆さまにも分かりやすくご紹介します。

「ブルーラジカル」とは?

ブルーラジカルは、重度の歯周病に対する新しい治療法として注目されている治療機器です。

今回のセミナーでは、ブルーラジカルがどのように作用するのか、実際の歯周病治療でどのように活用していくのかなどについて、症例を交えながら詳しく学びました。

新しい治療技術について学ぶ中で特に印象に残ったのが、「ブルーラジカルによる治療を行う前の準備がとても重要」という点です。

治療前の「プラークコントロール」が大切

ブルーラジカルの治療効果を十分に発揮するためには、まず患者さまご自身によるプラークコントロール(歯垢の管理)を改善し、お口の中を清潔な状態に整えておくことが大切です。

歯科医院では「PCR(プラークコントロールレコード)」という指標を使い、磨き残しがどの程度あるのかを確認することがあります。

どれほど優れた治療機器や新しい治療法であっても、毎日のセルフケアが不十分な状態では、その効果を十分に引き出すことが難しくなります。

そのため歯科医院での治療だけでなく、ご自宅での歯磨きなどのセルフケアを一緒に改善していくことが、歯周病治療ではとても重要です。

改めて患者さまと私たち歯科医療従事者が協力しながら、お口の環境を整えていくことの大切さを感じました。

歯周病は「歯周ポケット」だけを治療するものではありません

セミナーでは、歯の動揺(グラつき)に対する固定や、噛み合わせの調整などを事前に行い、歯や歯周組織に過度な負担がかからない環境を整えることも重要なポイントとして紹介されました。

歯周病治療というと、「歯周ポケットの中の汚れを取り除く治療」をイメージされる方も多いかもしれません。

しかし実際には、歯の状態や噛み合わせ、日々のセルフケアなど、お口全体の環境や機能を総合的に確認しながら治療を進めていくことが大切です。

今回のセミナーを通して、その重要性を改めて再認識しました。

インプラント周囲炎への応用についても学びました

さらに今回は、インプラント周囲炎へのブルーラジカルの応用についても学びました。

インプラント周囲炎とは、インプラントの周囲に炎症が起こり、進行するとインプラントを支えている骨にまで影響が及ぶことがある病気です。

セミナーでは、ブルーラジカルによる処置とインプラント体表面への影響についても紹介され、天然歯の歯周病だけでなく、インプラント周囲炎に対する今後の活用についても期待される分野だと感じました。

基本を大切に、より良い歯科医療を

今回のセミナーでは最新の治療技術について学ぶとともに、歯周基本治療や毎日のセルフケアの大切さを改めて見直す貴重な機会となりました。

新しい治療法や優れた機器が登場しても、その効果を最大限に引き出すためには、基本的な歯周病治療と患者さまご自身のセルフケアが欠かせません。

ウィズ歯科クリニック新松戸では、今後も研修会やセミナーへの参加を通じて知識・技術の向上に努め、患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせた、より良い歯科医療をご提供できるよう研鑽を重ねてまいります。

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