【抜歯後に骨の温存を行い、切らないインプラントにて低侵襲治療を行った症例】

こんにちは。

千葉県柏市にあるイオンモール柏の国道6号線向かいの歯医者、ウィズ歯科クリニックの歯科医師小澤です。  

 

今回は抜歯直後に抜歯窩の骨の温存(歯槽堤温存術、ソケットプリザベーション)を計り、大きな骨造成処置を回避し、切らないインプラント治療、フラップレスインプラント治療を行った症例をご紹介します。

 

該当歯の右上第二小臼歯ですが、6年ほど前に根の先に膿がたまったことで歯肉が腫れてしまっていたため(写真左)、当院にて根管治療を行ったところ膿も消失して歯肉の腫れも引き数年間は経過良好でした(写真右)。

 

 

しかし1年ほど前に再度腫れが出てきてしまい、歯周ポケットが深くなっていたこともあり歯根破折が強く疑われたため予後不良とお伝えしましたが、患者様の希望でもう一度根管治療を行ってみることにしました。

 

再度腫れが引き、3か月ほど経過をみましたが、歯周ポケットが残ったためCT撮影を行ったところ、歯根破折を疑う透過像が確認できました。

 

 

出来る限り保存を試みたいということで、一度抜歯をして破折線がなければ感染物質の除去と歯根の先端を切除して戻す、意図的再植術を行うという事で同意され処置に踏み切りました。

 

しかしやはり抜歯時に破折線がくっきりと確認でき、本人にも見せたところ抜歯で同意されたため、次の処置へ進めることにしました。

 

事前にインプラントとそれに伴う抜歯窩の骨の温存について伝えていたためスムーズに処置を進めることができました。

 

そしてこの抜歯時にしっかりと感染物質を取り除き、骨補填材とメンブレンを用いたソケットプリザベーション(歯槽堤温存術)を行うことで大幅な骨の吸収を抑制することが出来ます。

 

通常前歯ですと3~4か月ほどで40%近く歯槽骨の吸収が起こると言われていますので、後の大掛かりな骨造成を回避するのには非常に有効な方法になります。

 

ソケットプリザベーション後は4か月ほどおいてからサージカルガイドを作製し、切開をしないフラップレスにてインプラント埋入を行いました。

 

術前の顎堤の幅を見ても、吸収を最小限に抑えボリュームがしっかりと維持されているのがわかります。

 

 

また術前と術直後の画像になりますが、切開を加えないために出血も全くありません。

 

 

最小限の穴(3~4mm)を開けてそこからドリリングを行いカバーキャプを装着するため、術後の腫れや出血、痛みが出ることがほとんどありません。

 

このケースでも術前に一錠鎮痛剤を服用したのみであとは全く問題ありませんでした。

 

また切開した場合は食事や運動等、日常生活に制限がかかることがありますが、切らないフラップレスインプラントの場合はその限りではありません。

 

今回のように感染で膿がたまってしまい、抜歯後の骨吸収が大きくなりそうなときには歯槽堤温存術(ソケットプリザベーション)を併用することで後のインプラント治療を侵襲を抑えてシンプルに行う事が可能になります。

 

天然歯の保存にベストを尽くすのはもちろんですが、何かしらの理由で抜歯を余儀なくされてしまった場合には、CT等を用いて綿密な診断を行い、後の治療法をできるだけ低侵襲で行えるように治療計画を立てることがとても大切です。

 

当院ではセカンドオピニオンで来院される方も多く、相談のみ行う事も可能ですので、お悩みの場合は一度ご相談ください。

 

 

 

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