お子さんが安心して通院できる小児歯科の選び方

こんにちは。イオンモール柏向かいにございます、ウィズ歯科クリニック歯科医師小川です。

子どもの歯の状態や歯並びが気になって小児歯科を探してはいませんか?たくさんの小児歯科のなかから、信頼できる歯科医師や子どもにあった歯科医院を選ぶのは難しいと思います。また、何歳くらいから受診するのがいいのか。小児歯科を受診するタイミングに悩まれている方もいるでしょう。本記事では、小児歯科を受診する時期や小児歯科・小児の矯正歯科の選び方のポイントを解説していきます。子どもの小児歯科の選び方にお悩みの方はぜひ、参考にしてみてください。

 

小児歯科を受診する時期は?

カレンダーと時計

「虫歯にはなっていないけれど子どもを歯科医院へ連れて行くべきなのか?」「何歳から連れて行けばいいのか?」疑問に感じている親御さんも多いと思います。

小児歯科を受診するタイミングとしておすすめしたい時期は3つあります。

・歯が生え始める68か月

・奥歯が生え始める1歳半前後から乳歯が生えそろう3歳前後

・歯の生え変わりが始まる6歳前後

歯の生え始めや生え変わりなど口内の環境が大きく変わる時期は、受診する目安といえます。以下に、詳しく解説していきます。

歯が生え始める68か月

赤ちゃんは、生後68か月頃を目安に下の前歯が生え始めます。「0歳で小児歯科は早いのでは?」と疑問に思う方も少なくないでしょう。

しかし、乳児の虫歯予防は生活習慣や日頃のケア方法がポイントです。乳歯は永久歯と比較して、歯の質が弱く虫歯になりやすいです。離乳食も始まる時期なので、適切なケアをおこなう必要があります。0歳で虫歯になるケースはほとんどありません。早い時期から小児歯科に通う理由は、親御さんに虫歯予防の正しい知識やケア方法を習得してもらう目的が大きいといえるでしょう。また、乳児期から小児歯科に通う習慣があると、歯科医院への恐怖心が芽生えにくいメリットがあります。

奥歯が生え始める1歳半前後から乳歯が生えそろう3歳前後

奥歯が生え始める1歳半から乳歯が生えそろう3歳前後は、虫歯になりやすい時期です。

1歳半〜3歳前後は、ハブラシの届きにくい奥歯が生え始めて、すべての乳歯が生えそろう時期といえます。生えたての乳歯は、歯の質が弱く、奥歯の歯の溝は深く汚れが残りやすい特徴があります。また、食事も離乳食が完了して各家庭の食習慣の影響がでやすい時期です。「乳歯は永久歯に生えかわるから虫歯になっても問題ない」と思っている親御さんもいるでしょう。

しかし、乳歯の虫歯が大きいと下で生える準備をしている永久歯に影響を与えるケースがあります。小児歯科に通っていれば、虫歯リスクの高い食習慣をしていないか、ハブラシはしっかりと当たっているか確認・指導してもらえます。虫歯予防に効果的なフッ素塗布もおこなってもらうといいでしょう。

歯の生え変わりが始まる6歳前後

6〜12歳ごろの口内は、乳歯と永久歯が混在する時期です。

乳歯と永久歯の生え変わりは、個人差があり一人ひとり異なります。また、生えたての永久歯は、歯の質が弱く、溝が深い特徴があります。6〜12歳ごろから小児歯科に通うメリットは、子どもの歯並びに合ったハブラシの当て方を指導してもらえることです。また、間食のとりかたなどの食習慣の指導もしてもらえます。この時期から、自身の歯並びに合った適切なブラッシング方法と食習慣を身につけることは、将来の口内環境をより良く保つポイントになるでしょう。

 

小児歯科を選ぶポイント

POINTと書かれている黒板

小児歯科の選び方で注目したいポイントは、以下の3つです。

・小児歯科の経験が豊富かどうか

・子どもが抵抗感を感じにくい雰囲気か

・予防歯科に力を入れているか

詳しく解説していきます。

小児歯科の経験が豊富かどうか

歯科医師の資格を持っていれば、歯の治療をおこなうことが可能です。そのため、小児歯科専門のクリニックでなくても小児の歯科治療は受けられます。

しかし、乳歯と永久歯では、歯の大きさや硬さなどが異なることはもちろん、歯の状態によっては治療内容が異なる症例もあります。小児の歯科治療に不安がある方は、小児歯科診療の経験が多い歯科医師の診断を受けることをおすすめします。経験の多い歯科医師であれば、子どもが抵抗なく治療できるような雰囲気づくりも上手なので安心して任せられるでしょう。

日本小児歯科学会が認定している「小児歯科専門医」の資格を持っているかどうかは1つの判断基準となります。小児歯科専門医は、小児歯科の知識・技量がある歯科医師に与えられる資格です。歯科医院のホームページなどで、保有資格を紹介している場合が多いので受診する前にチェックしてみるといいでしょう。

子どもが抵抗感を感じにくい雰囲気か

病院と聞くと「痛い」「怖い」とマイナスなイメージを抱く子どもが多いです。歯医者に通うのが楽しいと感じるような工夫がされているかも小児歯科を選ぶ際のポイントです。

昨今、待合室の一角に、おもちゃや絵本などを用意したキッズスペースを完備している歯科医院が増えてきました。治療ができたら、ガチャガチャやシールなど「ごほうび」を渡して、治療へのモチベーションをあげる工夫をしている歯科医院もあります。子どもが楽しいと思える空間づくりは、継続的に歯科医院に通ってもらうために必要不可欠です。子どもがリラックスして通える小児歯科を選択してあげましょう。

予防歯科に力を入れているか

子どものうちから正しい歯磨き方法や食生活を身につけることは、口内の健康が保たれ虫歯・歯周病などのリスクを回避できる可能性が高くなります。小児歯科を選ぶ際には、予防歯科にも力を入れている歯科医院を選択しましょう。

予防歯科は、虫歯や歯並びなど口の中のチェックのほかに、ハブラシの当たっていない部分の歯磨き指導がおこなわれます。ハブラシでは取りきれない歯石や着色の除去や、シーラントやフッ素塗布などの予防治療も同時におこなわれるでしょう。また、食生活の乱れがあった場合、正しい間食の方法など食事指導をおこなって虫歯になりにくい環境に整えていきます。3か月~半年に1回を目安に定期的に口内をチェックしてもらう習慣をつけるようにしましょう。

矯正治療のための小児歯科を選ぶポイント

歯科医で口を開けて検診をしている子供

子どもの歯並びが気になって矯正治療を検討している親御さんは多いと思います。矯正治療するための小児歯科を選択する場合に、注目したいポイントは3つあります。

・しっかりとした治療計画と納得いく説明があるか

・認定医・専門医の資格の有無

・通院しやすい・専門医が常駐している

以下に解説していきます。

しっかりとした治療計画と納得いく説明があるか

矯正治療は、必要な資料を集めて治療計画を策定します。歯並びや口内環境は個人差があるので、同じ治療でも経過やかかる期間も異なるでしょう。歯科医師は矯正治療をおこなう際、どのような治療方法が適切か治療期間や費用まで細かく決めていきます。治療説明の際に、治療計画や費用など疑問や不安に思うことをしっかりと納得いくまで説明してくれる歯科医師は信頼できるといえるでしょう。

子どもの矯正治療はさまざまな方法があるので、複数の選択肢がある場合、それぞれのメリット・デメリットなどもあわせて説明があると、より安心して治療を受けることができます。矯正治療は通院期間も長くなるので、治療計画や疑問や不安に寄り添ってくれる歯科医師のもとで治療を受けることをおすすめします。

認定医・専門医の資格の有無

上述した通り、歯科医師の免許があれば矯正治療をはじめ、さまざまな分野の歯科治療をおこなうことができます。

しかし、矯正治療は専門的な技術と知識を必要とする治療です。一般的な歯科治療とは大きく異なるため、矯正治療の認定医・専門医の資格を持っているかどうかは1つのポイントとなるでしょう。矯正治療の認定医・専門医の資格は、多くの場合35年の研修を受けた後、症例発表などの試験に合格した医師にのみ与えられる資格です。歯科医院のホームページは保有資格を掲載している場合が多いので、気になる歯科医院が見つかったら確認してみましょう。

通院しやすい・専門医が常駐している

矯正は、定期的に装着や器具の調整おこなうため通院する必要があります。矯正方法によっては頻繁に通う場合もあるでしょう。矯正治療をスムーズに進めるには、歯科医師の指示通りに装置・器具を使用することや、通院間隔を守ることがポイントです。歯科医院までの距離が遠すぎると、通院が面倒になり先延ばしにしてしまう方がみえます。矯正治療完了まで無理なく通院できる小児歯科を選択しましょう。

また、一般歯科や小児歯科では矯正をおこなう際、矯正専門医に委託しておこなっている歯科医院があります。このような場合、月に数回しか矯正治療をおこなっていません。万が一、矯正装置が外れたり壊れてしまったりした場合、適切な対応ができないことがあります。子どもは、矯正装置を気にして舌や手で触る場合が多くトラブルが起こりやすいです。小児の矯正治療を検討する際は、矯正の専門医が常駐する歯科医院を選択することをおすすめします。

 

まとめ

歯科医でぬいぐるみを抱き笑顔の子供

子どものうちから小児歯科に通う習慣ができていると、歯科治療への抵抗感が少ない傾向にあります。万が一、治療が必要になった場合もスムーズに治療できる場合が多いです。子どもにあった小児歯科や矯正歯科の選び方は、小児・矯正など専門医や認定医の資格を持っているか、不安や疑問などに寄り寄り添いながら説明や治療をおこなってくれるかなどをポイントに選択することをおすすめします。なかでも1番大切なのは子どもと親御さんが信頼できる歯科医師のもとで治療を受けることです。

気になる小児歯科が見つかったら、一度受診してみて雰囲気や治療方針を確認してみるといいでしょう。小児歯科を検討されている方は、柏の歯医者「ウィズ歯科クリニック」までお気軽にご相談ください。

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