総義歯の方に対するインプラント治療
こんにちは！イオンモール柏、お向かいにございます、ウィズ歯科クリニックの歯科医師の小川です！
総入れ歯を使用している方で入れ歯が動いてかみにくいというお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
入れ歯は取り外し式なので、がたついてしまうことがありストレスを感じているという声をよくお聞きします。
そのようなストレスを解消するために総義歯の方におすすめのインプラント治療がありますので、ご紹介します。
インプラント・オーバーデンチャー
通常のインプラント治療は、インプラント体を埋め込んでその上に土台を立て被せ物を固定します。
専用のねじをしめる器具で固定するので、歯科医院以外では取り外しができません。
それに対してインプラントオーバーデンチャーはインプラントを埋入し、土台となる部分に直接入れ歯との連結装置をつける構造になっています。
【メリット】
・費用を抑えることができる
埋め込むインプラントの数が2～4本で済むので、インプラントの本数をかなり少なくすることができて治療にかかる費用と手術の負担を抑えることができます。
・通常の入れ歯よりしっかりかめる
入れ歯の部分にロケーターをつけてインプラントと固定するので通常の入れ歯よりしっかりと固定ができて安定します。ボタンのようにぴったりはまる形態なのでより強力に固定できます。
【デメリット】
通常の入れ歯より安定しますが、固定式のインプラントのほどの噛む力はでません。
入れ歯の特徴は変わらないので、取り外しや外した後の見た目が気になっている方はおすすめできません。
All-on-4・All-on-6
通常のインプラント治療では、失った歯の本数に相当する本数の8本以上インプラントを埋め込む必要があります。
しかし、All-on-4・All-on-6はインプラントに角度をつけて埋入することで4～6本のインプラントで治療ができます。
インプラントオーバーデンチャーと違い固定されるので安定性が高い特徴があります。
【メリット】
・経済的
固定式で安定感もあり、インプラント本数を減らすことができるので経済的です。
・手術の負担が少ない
通常のインプラント手術に比べて、骨のある場所にインプラントを埋入することができるので、骨の再生手術が必要ないケースが多くなります。
・安定感がある
固定式なので、しっかりとかむことができるようになりますし、見た目も統一感を持たせて作製ができます。
【デメリット】
歯がすべてない状態でないと適応できません。持病がある場合、全身の状態によっては治療が難しいこともあります。
いかがでしたでしょうか。
総義歯の方はインプラントの本数を少なくして治療が可能ですので、入れ歯にストレスを感じている方はぜひ1度ご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました！
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