【症例】遠方からの通院も最小限に|左下奥歯2本の低侵襲・短期間インプラント治療
こんにちは。千葉県柏市、イオンモール柏向かいにあるウィズ歯科クリニックの国際口腔インプラント学会認定医の小川です。
インプラント治療を検討する際、「何度も通院するのが大変」「手術後の腫れや痛みが心配」といった理由で、治療に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。特に、ご自宅や職場から歯科医院まで距離がある場合、通院にかかる時間と体力的なコストは非常に大きな懸念材料となります。
今回は、片道90分という遠方からお越しいただいた40代男性の患者様の症例をご紹介します。最新のデジタル設備と低侵襲な術式を組み合わせることで、わずか3回の通院で左下奥歯2本の咀嚼機能を回復したケースです。「仕事が忙しく、頻繁に休みが取れない」「身体への負担を最小限に抑えたい」という方にとって、非常に参考になる症例かと思います。
◆カウンセリング・診断結果

初診時の状態
患者様は40歳代の男性で、「左下の奥歯が2本抜けたままになっており、しっかり噛めない」という主訴で来院されました。ご自宅から当院までは片道90分という距離がありましたが、当院が提供する「低侵襲なインプラント治療」に興味をお持ちいただき、遠方より足を運んでくださいました。
精密検査(レントゲンおよび歯科用CT)を行った結果、以下の診断が得られました。
・左下6番・7番: 既に歯を失っている欠損状態。
・骨の状態: インプラントを支えるための骨の幅や高さは十分に確保されている。
・周囲への影響: 左下の奥歯2本が機能していないことで、無意識に右側の歯ばかりで噛む癖(偏咀嚼)がついていました。この状態を放置すると、右側の健康な歯に過度な負担がかかり、将来的に他の歯まで寿命を縮めてしまうリスクが高い状態でした。
患者様からは、「遠方のため、できるだけ通院回数を絞りたい」「術後の痛みや腫れで仕事に支障が出るのは避けたい」という切実なご要望をいただきました。
◆行った提案・治療内容
患者様の「通院負担の軽減」と「身体的負担の最小化」という2つの大きな目標を達成するため、当院では最新のデジタルワークフローを駆使した「サージカルガイドを用いたフラップレスインプラント治療」を提案いたしました。
具体的な治療計画のポイントは以下の3点です。
1.フラップレスインプラント治療(低侵襲術式)
通常のインプラント手術では歯肉を切開・剥離して骨を露出させますが、今回は歯肉を切開しない「フラップレス法」を採用しました。
・メリット: 切開や縫合を行わないため、術中の出血がほとんどなく、術後の腫れや痛みを劇的に抑えることが可能です。 治癒スピードも早いため、日常生活への復帰がスムーズです。
2.サージカルガイドによる精密埋入
CTデータと口腔内スキャンのデータをコンピュータ上で統合し、理想的な埋入位置を事前にシミュレーションします。そのデータに基づいて作製される「サージカルガイド」を使用することで、0.1ミリ単位の精度で安全にインプラントを配置できます。
・スピードと安全性: ガイドがあることで迷いのない処置が可能となり、今回、2本のインプラント埋入に要した時間は、局所麻酔下でわずか20分という極めて短時間でした。

CTシュミレーション・サージカルガイド
3.光学印象(3Dスキャン)とISQ計測
遠方からお越しいただくメリットを最大化するため、手術当日に型取りまで行う計画を立てました。

光学印象(3Dスキャン)
・ISQ(インプラント安定指数)の計測: 埋入直後のインプラントが骨とどの程度強固に固定されているかを数値化して客観的に評価します。
・光学印象による型取り: ISQ値が基準を満たしていることを確認した上で、3Dスキャナーを用いた「光学印象」を実施しました。従来のシリコン材による型取りに比べ、吐き気(嘔吐反射)が出にくく、精密なデータをデジタルでラボ(技工所)に送ることが可能です。
・ジルコニア上部構造の選択: 光学印象で得た高精度なデータは、CAD/CAMによる「ジルコニア」の削り出しと非常に相性が良いのが特徴です。ジルコニアは「白いメタル」と呼ばれるほど強度が高く、奥歯の強い噛み合わせにも耐えうるため、今回の症例には最適と判断しました。
◆術後の経過・現在の様子

インプラント埋入+上部構造の光学印象(3Dスキャン)
手術当日は、埋入から型取りまでを一気に行い、患者様の滞在時間を最小限に留めました。 フラップレス術式の恩恵により、術後の腫れや痛みはほとんど認められず、鎮痛剤の服用も最小限で済んだとのことでした。
通院スケジュールの全容
今回の治療における総通院回数は、以下の「わずか3回」です。
1.【1回目】初診・精密検査・カウンセリング: 現状把握とシミュレーションの準備。
2.【2回目】インプラント埋入手術 + 光学印象: 手術時間20分で完了。その場で最終的なジルコニアクラウンの型取りを実施。
3.【3回目】最終装着(2ヶ月後): 出来上がったジルコニア上部構造を装着。
手術から2ヶ月後、インプラントと骨が完全に結合したタイミングでジルコニアの被せ物を装着しました。 患者様からは「片道90分かけて通うのは最初は不安だったが、実質3回でここまでしっかり噛めるようになるとは思わなかった。手術当日も翌日も仕事への影響が全くなく、本当に助かった」と、最大限の評価をいただきました。 現在は左右均等な噛み合わせを取り戻され、食事のストレスも解消されています。

上部構造お取り付け後の写真
◆この治療のリスク
抜歯即時やフラップレス、当日型取りといった高度な術式には、考慮すべき点もございます。
・適応の可否: 骨の厚みや密度、歯肉のコンディションによっては、フラップレス法や手術当日の型取りが適応できない場合があります。
・精密な事前準備: ガイドを用いた手術には、CT撮影やシミュレーションソフトの運用能力、そして術者の豊富な経験が不可欠です。
・メンテナンスの継続: インプラントは天然歯以上に周囲炎(インプラント周囲炎)のリスクに注意が必要です。長持ちさせるためには、ご自宅でのセルフケアと、歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせません。
◆まとめ
今回の症例は、遠方にお住まいの患者様に対し、サージカルガイドとフラップレス術式、そして光学印象を組み合わせることで、「低侵襲」かつ「圧倒的な低回数」での治療を実現した好例です。
デジタル技術を駆使したワークフローは、単に「正確な治療」を行うだけでなく、患者様の貴重な「時間」を守り、「通院や手術のストレス」を軽減するためのものでもあります。特にお仕事で多忙な40代前後の方や、信頼できる歯科医院が近隣になく遠方からお越しの方にとって、当院のデジタルインプラント治療は大きな助けになると確信しております。
ウィズ歯科クリニックでは、国際口腔インプラント学会専門医が在籍しており、最新のデジタル設備を背景に、一人ひとりのライフスタイルに寄り添った最適な治療計画をご提案いたします。 セカンドオピニオンや無料相談も随時受け付けておりますので、インプラント治療に対する不安や疑問をお持ちの方は、ぜひ一度当院までお気軽にご相談ください。
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